表現練習

聞き手の理解や印象を左右する上で重要なのは表現力です。参加者様が用意された原稿を使い練習することも可能です。また、緊張が強く一人では不安という方には担当者がサポートしますので、安心して参加して下さい。

  1. 原稿を使った練習
  2. フリーテーマでスピーチ練習
  3. 表現に集中する事と緊張の関係

1.原稿を使った練習

本番のプレゼンの雰囲気を感じられる人気の練習です。原稿はワークショップで用意しますので、手ブラでOKです。もちろん参加者様が用意された原稿で練習することも大歓迎です。

失敗したくない理性を緩め躊躇をとる

原稿をハミングやむちゃくちゃ言葉でわざと下手にでたらめに読み、ハードルを下げ楽しみます。上手に読む必要がないので、心に対しては強制ではなく、創造的な気分を楽しみます。通常スピーチやプレゼンでは本人は意識していなくても一瞬の判断やインスピレーションで言葉や表現の選択をしていますが、躊躇の残る自意識過剰な心では創造的な感覚にはなれないので、先ず理性的過ぎない状態にします。

感情は大きく作っておく

ありえないくらいオーバーな読み方で照れをとり、心のストッパーを外します。練習なのに他の参加者の目を気にして失敗を恐れ、無難に済ませてしまう方が多くみられます。練習で作った大きな感情や表現を本番で調整することは可能ですが、小さな感情を本番で大きく表現することは難しいでしょう。

表現は完成形から始めない(表現は足して作っていく)

表現は完成形からではなく、表現を要素に分解し、一つずつ重ねて作ります。
始めは棒読み一本調子から。
1.「間」を入れる
2.トーンに強弱を付ける
3.テンポに変化を付ける

2.フリーテーマでスピーチ練習

テーマは自由です。お仕事やゼミの発表などで使う実際の原稿をお持ちいただき練習することも大歓迎です。テーマが思い付かない方にはお題から選んでいただくこともOKです。緊張が強く一人では不安という方には担当者がサポートさせていただきますので、安心して参加して下さい。

3.表現に集中する事と緊張の関係

スピーチやプレゼンで緊張が強くなる場合、緊張に意識を向けるのではなく、「表現」に意識を集中させます。緊張を直接とるのではなく、「表現」に集中することで、間接的に心が誘導され緊張がとれるのです。

五感の記憶を使った表現練習

ある一つの言葉でいくつかの異なった状況を表現します。自分自身の過去の体験やその時感じた五感情報を使って状況に応じた表現を作ってみましょう。
例)わかった
・髪型を変えたの
・今度やったら承知しないよ
・そうだったのか
・そうするしかないんだね
・OK!